ややドルの反発に期待したいところですが、ポイントとすれば77円30銭でしょう。この水準を上抜けすれば「4時間足」での抵抗線を抜け、「一目均衡表」の遅行スパンは「好転」を完成させます。すでに77円台に一度乗せていることで短期の「1時間足」では「好転」を完了させています。テクニカルで観るとややドル反転の兆しが観られますが、このままドルが上昇する可能性は低いと思われます。
それは、過去にもこのようなケースが何度かあり、その都度頭を抑えられ結局ドルが下落してきたからです。注意すべきは、上記テクニカルが正しければ78円台程度までの反発もありえる、とのイメージを頭に入れつつトレードすることです。ドルが本格的に反発に転じるのはまだまだ先の話です。ドル反発には米景気の明確な回復が不可欠です。手元の米経済指標を探しても、その兆候はどこにも見あたりません。
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