ポジション調整で、全体的に少し円安方向に振れそう
先週のコラムの冒頭で、相場は少し落ち着く時期に入る、つまり、レンジ相場に入るとの見方を示しました(「年率3万パーセントのハイパーインフレ!日銀が円高阻止に強く動かない教訓とは?」を参照)。
実際にこの1週間の動きを見てみますと、まさに狭いレンジでのもみ合いとなっています。
チャートは底打ちを示しているように見えますが、何といってもポジションの偏りが大きいです。
円と米ドルのポジション動向
(詳しくはこちら → 経済指標/金利:シカゴIMM通貨先物ポジションの推移)
おなじみのIMMのポジション動向を見てみますと、米ドル/円のポジションはかなりショート(円買い)に偏っているのがわかります。
過去のケースを見てみますと、これだけポジションが偏ったときは、相場の流れが止まり、時としてポジション調整が起きて、相場が一時的に反転しています。
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