7/29発表のIMMポジション

• 2011年8月 1日（月）10:57
 
• written by 研究員 川畑
 
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7/29に発表された米国商品先物取引委員会（CFTC）の国際通貨先物市場（IMM）のポジションによりますと、円は51302枚のロングとなり、前週比で9千枚ほど増加しました。

ドル/円は7/20以降じり安の展開が続き、今回の算出対象週（7/20-26）もその中にあったことから、円ロングが増加、昨年9月以来となる5万枚の大台に乗せました。7/29には一時76.85円まで下落しており、このまま円ロングが一段と増加し、2008年3月に記録した65920枚を目指すのか、それとも5万枚ゾーンで捕まって反落（＝円ロング減少）に向かうのか注目されます。

そのほか、全般的にドル売りの商状となっており、スイスフランが減少した以外は、いずれもロングが増加しています。

図1：7/29に発表されたIMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成）

通貨	枚数	前週比
円	51302枚ロング	9147枚増
ユーロ	17038枚ロング	7792枚増
ポンド	1222枚ロング	7936枚増
スイスフラン	7877枚ロング	3617枚減
カナダドル	36141枚ロング	8377枚増
豪ドル	81438枚ロング	3643枚増
ニュージーランドドル	23291枚ロング	1853枚増

図2：IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成）