今後の見通しについて
米国の雇用者の増加は良好な推移に見えるが、
今後は慎重に見ていく必要がある。また、米国の
住宅市場は不振の状況から好転の兆しが見えな
い。これらを総合して、米FRBが金融引き締め
の方向へと踏み出していくと考えるのは時期尚早
と見られ、今年いっぱいはまだ様子見が続くので
はないかと考える。
これにより、現状は上値追いが続くドル/円相場
であるが、米FRBが金融引き締めに向かうとの
観測がドル/円市場で過度に織り込まれているの
であれば、調整により下落に向かう局面が今後起
こりうると考えられる。この辺りは慎重に見極め
たいところである。
Friday, April 15, 2011
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