米ゴールドマン・サックス・グループ(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)は米政府が金融危機の原因を検証するため設立した金融危機調査委員会(FCIC)に対し、収入の25―35%をデリバティブ・ビジネスから得ていることを明らかにした。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が関係筋の話として伝えた。
関係筋がWSJに明らかにしたところによると、ゴールドマンは5日夜、2006年から09年までのデリバティブ関連収入に関する分析を盛り込んだメモをFCICに送付した。
ゴールドマンが提供した情報に基づくと、同社は2009年の純収入451億7000万ドルのうち、113―159億ドルをデリバティブ・ビジネスで稼いだ。
WSJによると、FCICのスポークスマンは、ゴールドマンや他社から情報提供を受けたことを確認しなかった。
FCICは12月15日までに金融危機の原因に関する報告書を提出することを義務付けられている。
ロイターの問い合わせに対するFCIC、ゴールドマンのコメントは得られていない。
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