米ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価,企業情報, レポート)が、第2・四半期の10営業日でトレーディング損失を出していたことが明らかになった。市場低迷や5月6日の株価急落が影響した。
ゴールドマンが9日当局に提出した四半期報告によると、損失を出した10営業日のうち、3日間は損失額が1億ドルを超えた。
同社の第1・四半期は、損失計上日がゼロ、収入が2500万ドルを割り込んだ日はなかった。
第2・四半期もトレーディング業務の高い収益性は維持したが、黒字を確保した日の業績に振れがみられ、17営業日で収入が1億ドルを超える一方、12営業日で収入は0―2500万ドルにとどまった。
競合他社についても、おおむね同様の傾向がみられ、モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)は第2・四半期の11営業日にトレーディング損失を計上した。
バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)は、1億ドルを超える損失を出したのは1営業日のみと報告している。
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