Thursday, May 19, 2011

FOMC(連邦公開市場委員会)議事録 (更新:05/19 03:01)

FOMC(連邦公開市場委員会)議事録

(更新:05/19 03:01)
政策正常化のシナリオについて議論
政策正常化への第1歩はMBS再投資の終了
出口戦略の討議、引き締めが近い事を意味するものではない
過半数のメンバー、資産売却前に利上げを選択へ
米経済は緩やかな回復を継続
第1四半期経済の弱さは一時的なものと認識
経済成長は2011年後半に加速へ
失業率は徐々に低下へ
価格の高騰が消費者のセンチメントの重しに
支出の拡大は緩やかと予想
インフレの高進は一時的な可能性
見通しに大きな変化がなければ、QE3は必要ないだろう
FRBは中期的にバランスシートを縮小、基本的に財務省証券のみの保有に戻る
機関債の売却は事前に通達、ペースは状況の変化に応じて調整可能
少数のメンバー、インフレリスクの拡大は、現在の予測よりも早い段階で利上げが必要である可能性を示唆していると指摘
少数のメンバー、FRBは今年引き締め政策に向けた準備をし、可能なら利上げ、もしくは資産売却すべき
多くのメンバーは成長見通しは均衡していると指摘
1人のメンバーはエネルギーコスト、欧州危機を理由に成長見通しは下方に傾斜していると指摘
2011年のインフレ見通しを上方修正したが、最近のインフレ上昇は一時的なものと認識
第1四半期GDPの弱さの大部分は一時的な要因だが、反発は限定的なものだろう
ほぼ全てのメンバー、機関債の償還資金再投資の停止が最初のステップになると合意
機関債と同時、または次に財務省証券償還資金の再投資停止でほぼ全員が合意
正常化のプロセス、今後のガイダンスに関する声明文言の変更を伴う必要
資産売却は適宜事前に決定・発表された道筋に沿うべき、道筋は調整可能と大半のメンバーが認識
数名が利上げ前の資産売却を望み、数名が利上げと売却を同時に行う事を望む
大半のメンバー、適切な時期のFF金利変更が政策引き締めの手段として望ましいと認識
一部のメンバー、FF金利を中心に置くコリドーシステムを通じた金融政策運営を望む

No comments: