NY市場 15年ぶり82円台に
9月14日 23時33分 14日のニューヨーク外国為替市場は、民主党の代表選挙の結果を受けて円高ドル安が一段と進んだ東京市場の流れを引き継いでドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は15年ぶりに1ドル=83円を突破して、82円台後半まで値上がりしました。
14日のニューヨーク外国為替市場は日本の民主党の代表選挙で、市場介入に積極的な姿勢を示していたと市場から受け止められていた小沢前幹事長が敗れたことを背景に、東京市場やロンドン市場で一段と円高ドル安が進んだ流れを受けて、ドルを売って円を買う動きが強まりました。その結果、円相場は一時、1ドル=83円を突破し、82円92銭をつけました。円相場が82円台まで値上がりしたのは、1995年以来15年ぶりのことです。市場関係者は「投資家の間では政府・日銀が市場介入を行う可能性が弱まったという見方が広がっていて、円高ドル安の流れが根強い」と話しています。
NY市場 1ドル一時82円台に
9月14日 23時15分 14日のニューヨーク外国為替市場は、民主党の代表選挙の結果を受けて円高ドル安が一段と進んだ東京市場の流れを引き継いで、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル83円を突破し、82円台まで値上がりして15年ぶりの円高ドル安水準を更新しました。
円高 政府・日銀が市場介入
9月15日 11時50分 政府・日銀は、外国為替市場で1ドル=82円台まで円高ドル安が進み、緩やかな回復を続けている日本の景気を悪化させかねないとして、円高に歯止めをかけるため15日午前、円を売ってドルを買う市場介入に踏み切りました。政府・日銀による市場介入は6年半ぶりです。
15日、東京外国為替市場は、円高ドル安が進んだ海外市場の流れを引き継いで、円相場は1ドル=82円台まで値上がりしました。これを受けて政府・日銀は、これ以上円高を放置すれば、輸出企業の業績を圧迫するなど、緩やかな回復を続けている日本の景気を悪化させかねないとして、15日午前10時半すぎ、円高ドル安に歯止めをかけるため、外国為替市場で円売りドル買いの市場介入に踏み切りました。市場介入のあと円相場は、一気に1円以上値下がりしています。政府・日銀による市場介入は、平成16年3月に、急速に進んだ円高ドル安に歯止めをかけるために行われて以来、およそ6年半ぶりです。
【証券】後場先物見通し-高値圏で上値を睨む展開へ
(更新:09/15 12:32)
日経225先物は前日比60円安の9190円から取引を開始。円建てCME225先物の清算値9245円に比べ55円安スタートとなった。様子見スタートから急速に下押す場面があったが、当局による円売り介入の実施観測で、逆に急速に切り返す展開へ。朝方からのショートポジションを巻き込み、安値9140円から9440円まで一気に値を飛ばした。今週高値9350円を上回り、約1ヶ月ぶりに9400円台に乗せた。
高値9440円、安値9140円。出来高はラージで80006枚、ミニは525270枚。
後場も高値圏での推移が続きそうだ。菅政権は為替介入に消極的とみられただけに、実施はサプライズ。前場中盤まで下げが続いたことで、逆に上げに弾みがつく格好となっているが、高値圏で上値をにらむ展開が続きそうだ。
上値メドは日足雲の9480円処、9580円~9600円などが上げられる。
提供:株式会社T&Cフィナンシャルテクノロジーズ
No comments:
Post a Comment